ズワイガニの内子と外子。おすすめの食べ方
ズワイガニの内子と外子
内子と外子は卵のことであり、ズワイガニのメスであるセコガニのみが持っているものです。
内子と外子は卵には変わりありませんが、外子はセコガニの腹部についている受精卵であり、内子は甲羅の中にあるまだ未熟の状態な卵という違いがあります。
ズワイガニなどカニは足やカニミソを食べますが、メスであるセコガニは身入りがあまり良くありません。
その理由は卵を育てるために、身が太れないからです。
なので、メスは足の肉とは違ったカニの味を贅沢に堪能することができます。
また内子はカニみそと一緒に食べれば濃厚な味が広がり、外子はプチプチとした触感がやみつきです。
外子は鮮度や味が落ちやすいので、食べたい場合は産卵期に入る11月前後が美味しいと言われています。
内子は塩漬けが美味しい
内子の場合は、塩漬けが一番美味しいと言われています。
塩漬けにする際は直接塩分を与えるのではなく、ガーゼなどで包んでから周りにたくさんの塩をまぶしましょう。
そして、重石をして8時間ほど置けば、内子の塩漬けが完成です。
味がしみこむまで時間がかかってしまうのでしっかり時間をかけ、内子がドロドロした状態が食べ頃になります。
そのままご飯に乗せて食べるのも美味しいですが、さらにしょうゆ漬けやゆでても美味しいのでおすすめです。
外子はしょうゆ漬けがベスト
腹部に付着している外子はプチプチ触感があるので、しょうゆ漬けでの食べ方がおすすめです。
腹部についている外子を切り離し、塩で軽くもみ洗いします。
水洗いしたら薄口しょうゆに一晩漬ければ完成です。
お好みでお酒やダシなどを加えると、また違った風味を味わえます。
しょうゆ以外にも、マヨネーズや酢醤油で付けたものも美味しいそうです。
ボイルされている場合の調理方法
ズワイガニ通販では、すでにボイルされているカニも多いです。
ボイルされている場合は、内子と外子はそのまま食べても美味しく頂けます。
特に内子はそのままカニミソなどと一緒に食べると濃厚な味わいで、身とは違う触感を楽しむめるのでおすすめです。
外子の場合もそのままでも十分美味しいですが、酢醤油やわさび醤油で食べると格別です。
内子と外子はメスだけが持つズワイガニの美味しい部分になります。
加工品だけで買うとなかなか高価なので、ズワイガニ通販を利用して丸々1尾買ってみるのがお得です。
身入りが良いオスのズワイガニと合わせて、内子と外子付きのセコガニを買えばカニの美味しさをとことん堪能することができます。
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